無制限にAI画像を生成できるサービスがあるようなので試してみたら、オカルト?

 AIを使った様々なサービスが目白押しの状態です。

 ほとんどのサイトは有料ですが、中には無料で使えるサービスも存在します。

 無料で使えるサイトは、有料オプションがあり、無料で使うにはある程度の制限があります。その制限の多くは、生成に時間がかかる、ある機能が使えない、など。更に、明示されていないものの回数制限があり、一日3回までとしているサービスもあります。

 そんな中、アカウント不要で、無制限にAI画像を作れるサービスがあるようです。早速試してみます。

アカウント不要で無制限にAI画像を生成できる「Image+」

 夢のようなサービスを提供しているのが「Image+」というサービスです。

 リンクを開くと、下のような画面になります。なんともシンプルな画面です。

 

 「What do you want to generate?」の欄にプロンプトを書き込み、緑色の「Generate」ボタンで画像生成。何ともシンプルなwebデザインです。

 「Model」で「Image+XL 1.0」と「Image+ 1.6」から選べます。違いは分かりません。

 「Style」の部分を開くと、下のように18のスタイルを選択できます。

 「Image Size」は、「1024×1024」しか選択できません。

 試しに、以下のプロンプトで生成してみました。

Prompt:  A girl wearing Seifuku, standing front of white wall, long hair, realistic, photo 

Negative Prompt: なし

Style: Digital Art

  オカルト画像の生成を依頼したわけではないのに、シュールな画像ができました。こんな子が街角に立っていたら一目散に逃げ出します。

 性能確認には、手を生成するのが一番です。ピースサインの指を生成してもらいます。

 すると、こんな画像を生成しました。

 ちなみに、Copilotなら、同じプロンプトでも下のような画像を生成します。

 

 結論を書くと、この「Image+」というサイトは使い物になりません。以前は無制限だったのかも知れませんが、現在は10個の画像生成までです。仕様が変更になったらしく、非公開にする「Private」設定もなくなり、生成した画像はすべて公開されます。また、アカウント作成もできなくなっています。

 このレベルのAI画像生成能力なら、Copilotなど他のサイトの方が良いと感じました。

 Image+が使っているのは、Stable Diffusion webUI XL1.0で、旧バージョンのver.1.6も使うことができます。未成年規制が厳しくなり、プロンプトに少しでも不適切な単語が入っただけでエラーが出ます。

Styleによる違い

 各Styleで生成したサンプルを以下に示します。

 ちょっと気になったのが「Modeling Compound」で生成した画像です。陶器の質感があり、ちょっと珍しいと思いました。管理人はこのタイプの画像を初めて見ました。