今日は、語学学習のための教材を自作する方法を書きます。
以前、「外国語学習音声教材を無料で自作する方法」という記事を書きました。具体的な作り方は、この過去記事をご覧下さい。
前回の記事では、教材の元になる原文をWikiとしました。質の高い例文を入手できるからです。
今回は、Twitterを使った方法をご紹介します。
Twitterでは、多くの人が例文を紹介しています。
英文と和文を紹介しています。
ところが、これをいくら見ても英語を話せるようにはなりません。今までの勉強方法と同じ、暗記に頼る学習方法です。
このTwitterのつぶやきをネットで発音させることができれば、学習効果が高まります。
Twitterでは、実用的な良い例文を提供してくれるので、これをコピーして、Excelに貼り付け、英文の部分だけをコピーして、以前ご紹介した方法で音声化します。20分程度で、オリジナルの語学学習教材ができます。
この教材のメリットは、Twitterの良いとこ取りができ、質の高い教材が作れること、知っている言い回しは省くことで、学習したいものだけを選ぶことができることです。
Twitterをコピーして、Excelに貼り付けます。英文と和文は別のセルに分割します。
英文の部分を貼り付ければ、音声教材が作れます。これをキャプチャして、フラッシュにすると、いつでも手軽に効くことができます。その時、Excelはテキストとして使うことができ、とても便利です。
Twitterのサイトとしては、こちらのサイトや、こちらのサイトなど優れたサイトがたくさんありますので、探してみて下さい。
繰り返しますが、具体的な作り方は過去記事に詳しく書いています。
語学の学習は、音声が重要です。スピード○○とか、盛んに宣伝していますが、聞き流すだけで話せるようには決してなりません。意味の分からないことは分からないままです。そんなことは当たり前です。知らない単語を百万回聞いても意味は分かりません。
語学をマスターするコツは、短いフレーズを着実に自分のものにしていくことです。この積み重ねで、聞けるようにも、話せるようにもなります。それ以外の方法はありません。
語学の学習者にとって困るのが、音声教材の不足。市販の教材は、自分のレベルに合わなかったり、知っているフレーズを削除できません。これは、時間の無駄です。
聞いているだけでは、決して話せるようにはなりません。「スピード○○」は、この意味で嘘を言っています。話せるようになった人は、話すためのトレーニングをしています。ただ、聞いているだけではありません。これも、冷静に考えれば分かることです。有名人の講演記録を100回聞いても、同じようには話せません。話すためには、「話すための訓練」が必要です。
今回、ご紹介した教材作成方法は、わずかな時間で、自分のレベルに合った教材を簡単に作成できます。
たかが外国語を覚えるのに身構える必要も、高い教材を買う必要もありません。日本人の外国語学習に欠落している「話すための訓練」をすれば、自然に覚えます。それは、「フレーズ」の蓄積です。それ故、有用なフレーズがどこにあるかが重要になります。今回、それをTwitterから入手する方法をご紹介しました。