2022年11月12日11時0分、WEB女性自身が次の記事を配信しました。
『明石・泉房穂市長 地域政党設立に後援会長が驚愕「根耳に水。何も知らされていなかった」』
この見出しを見てえっ?となります。「根耳に水」って何語なのでしょうか。女性自身ってGoogleにも馬鹿にされる会社なのでしょうか。
「根耳に水」で検索すると、Googleは、「寝耳に水」では? と親切に教えてくれます。
「女性自身」は光文社女性週刊誌です。その会社が配信するWeb記事は遊びでやっているわけではない。それなのに、記事のタイトルでなぜこんな間違いをするのでしょうか。
以前、別の出版社でも同じように記事タイトルだけ誤字が使われるという事がありました。
この記事を書いた人・編集した人たちって、これでメシを食べているわけでしょ? それなのに、こんな間違いをするなんてあまりにもお粗末すぎます。
何でこんな事が起きるのかとても不思議です。
通常、「ねみみにみず」と打ち込めば、「寝耳に水」と変換されます。絶対に「根耳に水」と変換されることはありません。
ということは、誤字ではなく、女性自身編集者が「意図的に」このタイトルを付けたものと推測できます。
どのような意図なのでしょうか。もし、意図的な記述だとしたら、明石市長を揶揄する意図があると思うのが普通でしょう。それを意図してタイトルにつける。
女性自身は記事を配信するとき、誰もチェックをしていないのでしょうか。何とも恐ろしい限りです。こんな誤字にも気づかずに記事を配信する会社。社会的責任感のかけらもないのではないかと危惧します。
管理人がこの記事を書いた理由は、女性自身の記事タイトルの誤りを指摘する為ではありません。誰でも間違うことはあります。
では、なぜ、この記事を書いたのか。それは、これとそっくり同じ過ちを別の会社がやっていたからです。タイトルだけ誤字というパターンです。
もしかしたら、記事タイトルを別の業者に発注しているのではないか、と思います。そうでなければ、こんなおバカな間違いを記者はやらない。絶対に!
もしそうであるのなら、誤った記事タイトルを作成したのは同一の会社と考えられます。日本語も知らない外人スタッフの会社なのでは? 日本人なら「根耳に水」と書くなど考えられません。
記事タイトルはとても重要なのは誰もが知っていることです。だから、キャッチーなタイトルを付けることを専門とする会社があるのではないかと推測します。その結果がこれです。
記事タイトルの誤字は、記事そのものの信頼性を損なうばかりでなく、 それを配信する会社のチェック体制についても疑問を感じさせることになります。
何を書いても、「そんなこと、お前が言うなよ!」の世界です。
類似の間違いは、『週刊ポストが発信する「アナフィキラシー」とは何なのだろう?』をご覧下さい。
通常、このタイプの間違いは、編集者が気づき、すぐに修正されます。それが修正されない場合は、発信者の姿勢が危惧される事になります。この記事執筆時点で、修正はないようです。修正するつもりもない、という会社の方針なのでしょうか。
修正のタイムラグに関心のある方は、過去記事『『妖怪予定派遣』が人気らしい』をお読み下さい。瞬時に訂正される状況を書いています。
女性自身の「根耳に水」。永遠に記憶しておきましょう。