ネットからダウンロードした動画やファイルを開こうとするとセキュリティの警告が出るようになりました。
以前はそのような警告は出なかったので、とても煩わしく感じます。
結局、マイクロソフトのセキュリティ警告は、名ばかりのまがい物。単に、ネットからダウンロードしたファイルですよ、と知らせているだけです。
セキュリティ警告をするのなら、ネットからのダウンロード時に行うべきで、ダウンロードしたファイルを開くときに警告するのでは意味がありません。
一度も役に立ったことのないマイクロソフトのセキュリティ機能より、ESETセキュリティを管理人は信用しています。ダウンロードしたファイルはESETセキュリティでチェックしているし、そもそも、ウイルス付のファイルはダウンロードできません。
解決策
[スタート] ⇒ [コントロールパネル] ⇒ [インターネット オプション]
[インターネットのプロパティ]が開くので、
[セキュリティ]タブ ⇒ [インターネット] ⇒ [レベルのカスタマイズ]
[セキュリティ設定 – インターネット ゾーン]ウインドウが開くので、
[アプリケーションと安全でないファイルの起動]で[有効にする]にチェックを入れ、[OK]。
すると、警告ダイアログが表示されるので、「このゾーンの設定を変更しますか?」 ⇒ [はい]をクリック。
警告文では、「現在のセキュリティ設定では、コンピュータが危険にさらされます。」と脅しの文句が表示されますが、こんなものは無視します。
少し考えれば分かることですが、マイクロソフトは、この設定で何をしているかというと、DLしたファイルですよと警告ダイアログを表示するだけです。ウイルスチェックをしているわけではありません。
「現在のセキュリティ設定では、コンピュータが危険にさらされます。」などと警告する内容はその程度のものです。
では聞きたい。マイクロソフトの推奨設定と何が違うのか、と。ほとんど何の役にも立たない警告です。ウイルス対策は有料のセキュリティソフトでやりましょう。
なぜ、警告が表示されるのか
警告が表示されるダウンロードしたファイルを右クリックして[プロパティ]を表示すると下の画像のようになっています。
ダウンロードしたファイルには、「セキュリティ」の項目が追加され、その横にある[許可する]にチェックを入れると、開くことができます。つまり、単なるDLしたファイルですよ、という警告だということです。
ところで、同じようにダウンロードしたファイルでも、警告が表示されず開くことができるものがあります。そのようなファイルにはプロパティを見ても「セキュリティ」の項目はありません。
結局、マイクロソフトのセキュリティ警告は一貫性がないことが分かります。
「コンピュータが危険にさらされます。」という記述は、嘘ではないけど、本当ではない。じゃあ、マイクロソフトの推奨設定なら「コンピュータが危険にさらされていません。」となるのか? マイクロソフトに聞いても「そんなサービスはしていません」という回答が関の山でしょう。
マイクロソフトのセキュリティ機能が何の役にも立たないから、皆さん、セキュリティソフトを使っているわけで、マイクロソフト社が偉そうに「コンピュータが危険にさらされます。」などと表示する神経が理解できません。多くのリスクを放置していながら、この警告はお笑いのレベルです。「許可する」にチェックを入れればノーチェックで開けるなど、警告から想定するセキュリティとはほど遠いと感じます。
このため、管理人は、上のように設定しても問題ないと考えていますが、心配な方は、警告に従ったらよいでしょう。