YouTube動画を「Video DownloadHelper」が認識しない場合の対応
YouTube動画は、最強のFirefoxアドオン「Video DownloadHelper」を使っても認識せず、ダウンロードできない場合があります。その解決策は以下の通りです。
- 「Video DownloadHelper」のアイコンを右クリック
- [拡張機能管理]をクリック。
- [プライベートウィンドウでの実行]で「許可する」にチェックを入れる。
以上で、ダウンロードできます。しかし、問題は、ダウンロードしたファイルに巨大なQRコードが表示されること。操作手順などを知りたくてダウンロードしたのに、QRコードに隠れて見えない、という問題が発生。ライセンスを購入すれば良いようですが、そうまでしてダウンロードしたいわけではない。

PotPlayerを使った動画の保存
現在、YouTubeのダウンロードは難しくなっているようです。以前は無料のダウンロードサイトがあったのですが、現在、低解像度のものしかダウンロードできないようになっており、高解像度をダウンロードしたい場合は、専用のソフトをダウンロードするように求められます。中国ソフトなので、怖くてダウンロードできません。
そこで、代替案をご紹介します。
それは、無料の動画プレーヤーとして絶大な人気を誇る「PotPlayer」を使う方法。実は、YouTube動画の保存に利用できます。使うのはお手持ちの「PotPlayer」だけです。YouTubeから動画をダウンロードするのではなく、「PotPlayer」でYouTube動画を再生・キャプチャする方法です。
以下の手順に従えば、動画再生・キャプチャ、そして保存ができます。
1. YouTubeのurlをコピーする。
コピーしたurlをメモ帳に貼り付ける。貼り付けたurlの最後尾に &fmt=18 を貼り付ける。
今回の動画では、url: https://www.youtube.com/watch?v=e8u1tlcZP4Y
追加後url: https://www.youtube.com/watch?v=e8u1tlcZP4Y&fmt=18 となります。これをコピーします。
2. PotPlayerを起動 ⇒ 左最上部の[PotPlayer] ⇒ [開く] ⇒ [urlを開く] ⇒ [urlを開く]のボックスに上でコピーしたurlを貼り付け、[OK]。 これで動画が自動的に再生されます。(再生されない場合は6.参照)
3. 再生している動画を停止し、動画の開始点にセットします。 次に、 [ALT]+[C] ⇒ [ビデオ録画] ウインドウが開くので、[開始]ボタンで録画をスタートし、直後に動画再生ボタンを押します。 これで録画が開始されます。
4. 動画が終了したら、[停止]ボタンで録画を停止し、[保存先を開く]で保存先フォルダを開き、保存されている動画が正しく録画されているか確認します。
5. デフォルトでは拡張子はmkv として保存されます。mp4で出力したい場合は、[出力設定]で「ファイル形式」を[MPEG4 MP4]に変更します。
6. ファイル名は、ビデオ録画ウインドウ上部の[ファイル名の接頭辞]で変更します。
上で、&fmt=18 を追加しているのはステレオ高音質にするためです。
上の2.の部分で、もし動画が表示されない場合、配信方式が違うと考えられることから、urlを次のように変更します。
watch?v=e8u1tlcZP4Y の【watch?v=】の部分を【 embed】に変更します。これでも再生できない場合は、・・・諦めます。何事もあきらめが肝心です。

この方法はストリーミング配信の場合でも使えるのでとても便利です。
YouTubeでの視聴の問題点は、見るに堪えない低画質に自動設定されるケースが増えていることです。配信のサーバー負担を軽減するための措置でしょう。ユーザビリティは完全に無視され、自社の都合だけが、収益の最大化だけが優先されています。寡占が進むとこのような横暴が行われます。