夏目漱石の動く肖像

 幕末に生まれ、明治・大正と活躍した文豪 夏目漱石。

 管理人は、夏目漱石の作品はすべて読んでいます。そして、お墓参りも済ませていますwww。

 お墓参りのお話は別記事をご覧下さい。

 漱石の小説にたびたび登場する雑司ヶ谷。雑司ヶ谷霊園にある漱石のお墓はとても立派です。

 お墓参りが趣味の管理人が感じるのは、日本人はお墓に対してそれほど思い入れがないのではないかと言うことです。

 そもそも、お墓参りする頻度が極端に少ない。お墓に行くのはお彼岸とお盆と命日程度でしょうか。これに比べ、以前住んでいたボリビアでは「毎週」お墓参りすると聞きました。これには驚きです。詳しくは過去記事をご覧下さい

 また、どんなに偉人のお墓でも、驚くような規模のお墓はありません。もちろん、天皇陵は別格ですが。

 徳川家歴代将軍の宝塔も、サイズはこの程度なの? という感じです。管理人がよく行く青山霊園に眠る他の偉人のお墓も普通のサイズです。

 それと比べ、夏目漱石の墓石が立派なのには驚きました。周囲の墓石と比べ明らかに異質です。大きさもさることながらとてもキレイなのです。

 さて、夏目漱石が亡くなったのは、1916年〈大正5年〉12月9日のこと。今から100年以上前です。

 漱石の写真はいくつかありますが、写真は動かないので、ご本人にお会いしたという臨場感はまるでありません。それに対し、動画であれば、生き生きとした生身の漱石にお会いできます。

 そこで、動画版を作ってみました。

 元画像はWikipediaのものをお借りしています。これをPicWishで高画質化し、Reminiでさらに高画質化。その画像をMyHeritageで動画に変換。この動画はこめかみの部分や左目しか瞬きしないなどちょっと奇妙なので、見やすくPhotoshopで修正しています。実はこれが一番手間がかかります。全体の作業時間は20分程度です。

 短時間の作業の割には、動きとしてはまずまずではないでしょうか。

 漱石ファンの方にはうれしい動画・・かも。