動画をダウンロードする時に便利なFirefoxアドオンの「Video DownloadHelper」で、ダウンロードしたファイル名の「濁音・半濁音」が表示できない不具合が発生しています。
管理人は、Firefoxを使っているので、「Video DownloadHelper」はとても重宝しているのですが、今年の6月7日あたりから、ダウンロードしたファイル名の「濁音・半濁音」が消えていることに気づきました。つまり、「パパ」 ⇒ 「ハハ」、「ボクはてっぺんにのぼった」 ⇒ 「ホクはてっへんにのほった」という感じです。
最初は気づかなかったのですが、動画を整理していて気になりました。この不具合についてネットで調べても全くヒットしません。もしかして、自分のPCだけで発生している問題なのでは? と思いました。このため、この問題を放置していたのですが、やはり気になります。原因を調べてみることにしました。なお、ネット上にはこの問題を指摘する書き込みは見当たりません。本記事が唯一だと思います。現在の最新バージョンは 9.1.0.44のようです。
最初は、Windowsの仕様の関係、あるいは、インストールしているソフトとの競合で発生している問題なのではないかと考えました。
問題が発生したのは、6月7日あたりだと思います。それ以前にはこのような不具合は皆無で、それ以降にのみ発生しています。
このため、この日付の近くでインストールしたソフトを削除。しかし、状況に変化はありません。
設定変更なども調べたのですが、無駄骨に終わりました。Windowsの設定確認にも多くの時間を割きましたが、やはり無駄骨でした。
当然、「Video DownloadHelper」を削除して再度インストールなどもコンパニオンアプリも含め試しましたが変化はありません。
万策尽きたので、この問題の解決は諦めましたwww。
ここで諦めないのが本サイトの特徴
ダウンロードした動画のファイル名に「濁音・半濁音」がなくなってもほとんど困ることはありません。ただ、気持ち悪いだけです。奇妙な日本語を見ると気になります。
ずっと放置していたのですが、まじめに調べることにしました。
結論から書くと、「Video DownloadHelper」の不具合です。
ファイル名から「濁音・半濁音」がなくなるというトラブルは、MacとWindowsの「UTF-8 – Mac」問題のように感じました。「Video DownloadHelper」の開発者はMacを使っているのではないかと。
真偽は不明ですが、重要なことは解決策です。
「Video DownloadHelper」の古いバージョンはどこにある?
最初に思いついたのは、「Video DownloadHelper」の古いバージョンで試してみることでした。でも、そんなものあるの?
色々探していたら、Firefoxの運営サイト「Mozilla」にありました。
過去のバージョンを遡って試した結果、「バージョン 8.2.2.8 リリース日 : 2024年3月18」で正常にファイル名が付けられることが確認できました。これ以降の更新はすべてダメです。つまり、8.x.x.xの更新版9.x.x.x で発生している不具合のようです。この9.x.x.x になってからHelperの設定変更が一切できなくなっています。最近アップされた誰かの記事で設定変更ができるような昔の情報を書いている人がいますが、それは間違いですね。
上で書いた6月7日とVer.8.2.2.8のリリース日 3月18日とのタイムラグは何なのでしょうか。管理人は、「Video DownloadHelper」を自動更新にしていないので、たぶん、6月7日に更新したのではないかと思います。記憶にありませんが。
今回の問題を解決するためには、上のバージョンをインストールする必要があります。しかし、動画を認識しない場合があるという別の問題も発生します。
DLしたファイル名が正しく表示されないという問題の解決には、Mozillaの更新を待つしかありませんが、たぶん、Mozillaはこの問題を知らないのだと思います。日本語でしか発生しない問題であり、かつ、日本人は誰も問題視していない。だれか暇な方は、Mozillaにこのような問題が発生していることを教えてあげてください。
なお、古いバージョンをインストールしても、何回か使っている内に最新版に自動更新されます。