10日ほど前から、ファイラーの調子がおかしい。
管理人は、エクスプローラは使っていません。使っているのは、「SeeZ」という統合型ファイラーです。このファイラーは、2008年に最終更新されたもので、とても古いものですが、使いやすく手放せません。
このファイラーのどこが調子が悪いのかというと、デスクトップ上のファイルをフォルダに移動しようとするととても時間がかかったり、フリーズするようになったことです。
最初、SeeZが古いために、こんな不具合が出たのかと考えました。もうSeeZが使えなくなるのかもとも考えたのですが、どうもおかしい。
試しに、別のファイラーで同じ操作をしても、同じようにフリーズします。さらに、エクスプローラーでもフリーズする。
ということで、原因が特定できました。一般的に、無料のファイラーはエクスプローラーの基本部分を利用しているなど、それに大きく依存しています。ということは、原因はエクスプローラーだろうと考えました。
ファイラーの動作が重くなった時の対処方法
ファイルの移動に時間がかかったりフリーズしたりする場合は、以下のように「AutomaticDestinations」というキャッシュフォルダーの中身を削除すれば、解決すると思います。
まずは、このフォルダを見つける手順です。通常の方法では、このフォルダーを見つけることはできません。エクスプローラーでも表示されません。
- [Windows ロゴ]キー+[R]キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを表示する。
- ここに「%AppData%\Microsoft\Windows\Recent\AutomaticDestinations」と入力し、[OK]。
- 「AutomaticDestinations」フォルダが開くので、[Ctrl]+[A]ですべてのファイルを選択し、削除する。
この「AutomaticDestinations」というフォルダは、以下の場所にあるのですが、エクスプローラーや他のファイラーでは開くことができないし、その存在すら確認できません(エクスプローラーでインデックスを作成していると表示できるのかも?)。
今回、このフォルダの中に500以上のファイルが入っていました。これを全て削除したら、問題が解決しました。
いつも感じることですが、Windowsってこんな問題さえ放置しているのかと呆れてしまいます。
Windows11がまもなくリリースされると、太鼓持ちのライターが盛んに情報を発信していますが、基本的な問題さえ放置しているWindows が新バージョンを出すたびに新たな問題が発生する(笑)。管理人としては、xpに戻して欲しいと感じます。あの夢のような高速Windows xp ! その後の「失敗作」のVista。新しい仕様にするたびに一般ユーザーのニーズとは関係のないお笑い機能を追加することで、どんどん使用メモリーを増やし、ハードディスクを圧迫しています。
パソコンを買い換えたいのですが、Windows11 が怖くて買えません。いつものように、さまざまなトラブルが発生するのでしょう。Windowsのアップデートなど誰も望んでいないのに、そんなトラブルで時間をとられるのが何より悔しい!