民話の故郷遠野の中でも最も有名なカッパ淵にやってきました。
もし、カッパが大量に獲れたらどうしようかと心配になります。あいにく、大型クーラーを持ってくるのを忘れてしまいました。
大漁だったら、捕獲した1匹は見世物小屋に売却。1匹はメルカリで販売。あっ、メルカリには生き物を出品できないので、干物にして出品。もう一匹は、自宅に持ち帰り、料理します。人魚の肉のように永遠の命がもらえるかも。ソロバンをはじく手が止まりません。
まあ、夢も希望もない爺さんの妄想ですが、孫は楽しそうにカッパ釣に集中していました。
この日は、入れ食い状態で、たくさん釣れたカッパはメルカリに出品されることなく、川にリリースしました。きっと、カッパが恩返しをしてくれるのではないかと期待して。ここでも爺の妄想です。
この釣り竿は、カッパ淵を管理するおじいさんが無料で貸してくれます。なんと、キュウリの餌付きです。
何でもお金を取ろうとする観光地が多い中にあって、まさにカッパ淵は時間の止まった楽園のように感じました。
老婆心ながら、カッパは勝手に捕獲してはなりません。捕獲するには、「カッパ捕獲許可証」が必要です。この許可証は、お土産屋さんで入手可能です。
なお、カッパを探しています、という貼り紙を見かけました。1974年の目撃例を最後に、カッパを見かけた人はいないようです。