「xpression camera」を使ってみた

 いやぁ~、凄いものができたな! と感心していたのが「xpression camera」というソフト。

 人物画像を選び、後は、パソコンの内蔵カメラに自分を映すと、人物画像がモニター上の自分と同じように動き出します。

 下の画像の右下がカメラに映る管理人です(PhotoshopでAI 画像をはめ込んでいます)。

 xpression cameraで作成した動画をYouTubeにアップしました。モデルは、Midjourney v4で作成したAIの女の子です。

 動画が閲覧できない場合は、YouTubeでご覧下さい。

 目を瞬いたり閉じたりしていますが、これは管理人の動きと同じです。

作り方の覚え書き

 この動画は、ノートパソコンにxpression cameraをインストールして作っています。xpression cameraは七日間のトライアル期間中無料で使えます。

 インストール後は、メールアドレスを登録するだけで使えるようになります。

 最初、使い方が分からず戸惑うのですが、すぐに分かるので説明は省略します。何しろ、ボタンの数が極端に少ないソフトです。

 注意点だけ書きます。

1. 「顔が認識できません」というエラーは、自分の顔がカメラから外れているというエラーです。少女の顔が認識できませんというエラーではありません。

2. 今回は、フェイス、バーチャル背景、アニメーション(Defaultを指定)の順に設定し、後は、カメラに映る自分の顔がAI少女の動きに反映されていることを確認。

3. [録画開始]ボタンを押して、録画します。

4. 撮影するときは、パソコンのカメラから1mくらい離れた方が綺麗に認識してくれます。自分がカメラに近すぎると、動いたとき顔の一部がフレームアウトするとエラーになります。

5. 画像の顔の指定にはコツがあります。これは、頭の指定ではなく、顔の指定だということ。額とあごが完全に入る範囲を指定します。頭全体を指定すると、うまく認識できないことがあります。また、赤枠は画像の縁に接しないように設定します。

 録画したものは、その場で再生・確認ができます。気に入ったらダウンロード。 

 これが七日間無料で使えるのですから驚きの世界です。有料版はロゴを消したりできますが、無料版でも十分楽しめます。GPUのないノートPCでも使えるのがうれしい。

ただ、改善して欲しい点もいくつかあります。一つに、口の形がうまく表現できないこと。二つに、瞳を動かすことができないこと。

 動画で使ったMidjourneyで作成したAI少女の画像もアップしておきます。圧縮版ですが。

AI Girl, by Midjourney, なんでも保管庫