セリを一年中食べたい!水耕栽培すれば年中薬味として使えます!

 薬味として重宝するのが「セリ」。セリはセリ科の多年草で、旬はやはり冬。スーパーで三つ葉はよく見かけますが、セリが出回る時期はとても限られていると思います。そして値段がとてつもなく高い!

 鍋焼きうどんにセリが入るだけで味が1ランクアップします。この記述を見ただけでセリ好きの人はつばが出てくる。

 セリはむしゃむしゃ食べる食材ではなく、薬味のように香りを味わう使い方が一般的かも。セリの強い香りが好きな方もたくさんいると思います。

 管理人はセリの香りが好きなので、一年中食べたいと思い、水耕栽培することにしました。セリは常緑の多年性草本なので、水耕栽培できます。買ってきたセリの根元を切り落として水につければ、そのうち芽が出てきます。

 後は液肥を使えば成長して一年中収穫できます。何しろ、薬味として少量使うだけなので、二株ほどあれば十分です。

 管理人は、茶碗蒸しやそば・うどんの薬味として一年中使っています。

 使っている液肥は、定番の「ハイポニカ」という液体肥料。説明書に書いてある分量をきっちり計量し2リットルのペットボトル2本に入れます。うちのセリはすでに2年目に突入! 何度も収穫しているので、株が大きくなりました。

 同じように三つ葉やクラントロも試したのですが、うまくいかない。根の残っている株を使って何度も試したのですが全て失敗します。やはり、日本原産のセリが日本の気候に合っているということなのでしょう。

 セリの入ったお吸い物、雑煮
 セリの入ったおこわ
 セリの入った鍋焼きうどん
 セリの入った天ぷらそば
 セリの入った茶碗蒸し
 セリの入った “芹沢瞬”

 このような文字列を読むと、セリ好きの人は、セリを食べたくなったはずです。

 ちなみに、セリの旬はいつかを調べるため「せり、しゅん」というワードで検索すると “芹沢瞬” がヒットします www。

 セリを年中収穫するには、花を咲かせてはダメ。花芽ができたらすぐに摘み取ります。収穫は、葉を二枚残して、摘み取ります。これで株はどんどん大きくなります。

 実は、管理人は「明日葉(アシタバ)」も大好き。苗を買って庭に植えたのですが、おひたしにできるほどの量ではありません。そこで、1年待ちました。今度は、固くておひたしにならない。そこで、3年目。株がもっと増えると思っていたのですが、全然増えません。3年目もおひたしは無理なようです。

 明日葉は雑草なので、条件がそろえば勝手に増える筈なのですが、どうやら管理人の庭では難しそうです。

ちなみに、パセリや大葉は、うちの庭では栽培できません。皆、虫に食われてしまいます。

パセリを食べているのはアゲハの幼虫。かわいそうなのでそのままにしていると、パセリは茎しか残りません。とほほ・・・。