何か呆れるネットメディアの配信:TVの内容を文字で配信して利益をえる姿勢に疑問

 ネットメディアの配信が目にとまります。興味深い記事タイトルで発信しているのですがその中身は、TV番組の中身が書いてあるだけの「お手軽」記事です。

 たぶん、2、3分で書ける程度の中身。まったく頭を使わなくても書けるような内容です。たぶん、小学生にでも書ける! その証拠は、誤字が散見されること。

 もしかして、これって「ステマ」? 一般の記事を偽装して、特定のテレビ局の番組を宣伝するという禁じ手の手法?

 テレビで放映された内容を単に垂れ流すだけの記事を発信している会社はどこなのでしょうか。

 たくさんありすぎて、調べる気も起きません。このようなお手軽記事を流すことでそのネットメディア会社がテレビ局から収益を得ていたとしたら、明らかに「ステマ」です。

 両者の社長が辞任する事態に発展するかも知れませんね。

 テレビでは「SNSで話題」と具体的出典も示さずに話題になっているという虚像を創り出します。今度はネットメディアがテレビで取り上げられた内容を文字で発信。今度はテレビが「ネットで話題」とそれを垂れ流す。なんか、無限ループに陥っている感じです。

 報道の自由を標榜していた新聞社などがその役割を終え消えていく中で、報道の自由を勘違いしたネットメディアが増加しているように感じます。

 そのような報道を目にした時は、ネットユーザーは的確に非難すべきです。非難するのは、そのメディアではありません。それを運営している株主会社です。傀儡のメディア会社をやり玉に挙げても社長や編集長の首をすげ替えるだけ。何の意味もありません。

 ネットメディアの中には、たぶん、某国の工作資金を受け取っているのではないか、と思われるような報道をする会社があります。社員はうすうす感じているのでしょうが、おかしいと思ながら働いているのでしょう。

 どのメディアもこのことには触れません。

 労働組合で、どんなにいかがわしい人間でも首にできないという構造と同じです。労働組合は、組合員の「質」は問わない。組合員費さえ払ってくれれば、何の仕事をしなくても労働組合が守る仕組みができあがっている。結局、これが日本の労働組合離れの元凶になっていると思います。

 同じ組合員である自分が何の仕事もしない人間の仕事を押しつけられるという矛盾。仕事をしないと得するという労働組合の体制。この実態を報道しないマスコミ。

 ネットメディアに話を戻すと、かれらの発信する情報は低品質という特徴があります。

 ネットで見つけた情報を適当につなぎ合わせたライターの記事を配信しているだけのメディアがたくさんあります。独自の取材も一切ありません。そして、偽の情報を平気で発信する。誤字誤植は気にしない。まったくのデタラメ経営の会社です。まったく、ネット閲覧者を舐めていますね。

 そんなメディアはどこか?

 これこそがネット民が話題にするべきテーマだと思います。