日本人が知らないイタリアの蕎麦スパゲティ「ピッツォッケリ」を作ってみる

 蕎麦を使ったスパゲティ。えっ、そんなものがあるの?

 テレビ東京の「YOUは何しに日本へ?」(2021年5月24日放送)でたまたま見かけた料理です。イタリアの北部アルプスの麓ヴァルテッリーナで食べられているパスタ料理のようです。

 Wikipediaで調べると次のように書かれていました。

ピッツォッケリ
ピッツォッケリ(pizzoccheri)は、イタリアのロンバルディア州ヴァルテッリーナ地区の名物であるパスタの一種である。蕎麦粉を使用することが特徴に挙げられる。
 Source: Wikipedia

 いろいろ調べてみると、やはりこの地域は、小麦を作ることができない冷涼な地力のない荒れ地で、ここで栽培された蕎麦を使ったパスタが伝統料理になっているということのようです。

 早速、ピッツォッケリを作ることにします。蕎麦料理のレパートリーが広がることを期待して!

 まず、ネットでレシピを調べます。ところが、あまりにも専門過ぎて、作るのは無理! それは、麺から作るレシピだからです。さらに、チーズの種類も聞いたことのないものばかり。こんなレシピは何の役にも立ちません。

 そこで、普通の蕎麦の乾麺を使って作ることにしました。管理人オリジナルのレシピです。

ピッツォッケリのレシピ

 ネットのレシピを見ると、ジャガイモと野菜が入った料理のようです。そこで、大体の作り方をまねして作ってみました。これを食べたうちの奥様はとても美味しいと褒めてくれました。

ピッツォッケリのレシピ
【材料】(1人分)
・蕎麦(乾麺)  1束
・ジャガイモ   小1個
・小松菜     適量
・とろけるチーズ 50g程度
・粉チーズ    適量
・バター     50g~
・ニンニク    1片

【作り方】
① 蕎麦を規定時間どおり茹でて、ザルに揚げる。この時、小松菜とジャガイモの千切りも一緒に茹でる。
② ゆで上がった蕎麦と野菜をボールに入れ、熱いうちにとろけるチーズを入れ、かき混ぜる。
③ フライパンにバターを入れて熱し、ニンニクのスライスを入れ香りを出す。
④ ②を器に盛り、粉チーズを振りかけ、熱々の③のニンニクバターを上からかける。

 とても簡単なレシピですが、これがとても美味しい。沸騰したバターをかけるアイディアは中華料理の方法を使いました。以前書いた『「びゃんびゃん麺」をつくる』でも、最後に熱した油をかけています。

 調味料は何も使っていないところがこのレシピの特徴です。塩も胡椒も使っていません。

 塩分は、蕎麦とチーズとバターにたくさん含まれているので、塩を使う必要はありません。胡椒も不要。蕎麦の香りを胡椒が台無しにします。

 このレシピは管理人が適当に作ったものなので、分量は適宜調整して下さい。何しろ調味料を使っていないので、適当に作っても失敗することはないと思います。

 このレシピを覚えると、いつもの和食の蕎麦料理が、イタリア料理に大変身! 蕎麦でいつも「付け合わせ」で悩むこともありません。好きな野菜を蕎麦と一緒に茹でるだけです。

 テレビで放映されたレストランではスパゲティのようにゆでた麺をフライパンで炒めてチーズと絡めていましたが、蕎麦の風味を残すには、茹で上がった蕎麦をそのまま使う今回のレシピが良いと思います。

 もし、スパゲティ風にするのであれば、蕎麦を規定より1分短く茹で、それをフライパンで炒めながらチーズとあえる。チーズが冷凍してある場合はこの方が良いかも知れません。

 写真は撮らなかったので、ありません。