IMEがおかしい：この不具合は自分だけなの？

　ひと月ほどまえに発生した「IMEツールバーがタスクトレイにも表示されない」というトラブル。これは、無事に解決したのですが、その後もIMEの挙動がおかしい。

　設定は何もいじっていないのに、いつものような操作をしてもIMEが別の挙動をするようになりました。

　IMEはパソコン入力の要。これに不具合があると、作業性がガタ落ちです。

　使っているIMEはATOK。OSはWindows10、ブラウザはFirefoxです。

IME不具合の状況

　１．については、ATOKの設定で、テンキーからの入力は半角となるように設定しています。それなのに全角の数字になる。これは、とても不便な上に不快です。なんでテンキーが全角になる必要があるのか、・・こんなアホな設定を考えたヤツの首を絞めたい！

　２．は、シフトキーの左にある[無変換]キーを、IMEをOFFにするキーとしてATOKで指定しています。普段は[無変換]キーを押すと、IMEがOFFになり、半角入力ができるのですが、これができない。キーを押した瞬間は半角になるのですが、直ぐに全角モードになります。

　３．については原因がさっぱり分からない不具合です。日本語入力している途中で英文字になっている。IMEを見ると、「日本語」から「英語」に勝手に変更されています。

　これらの機能は、ATOKに登録してあったり、設定している機能です。これまで、なんの不自由もなく使えていました。

　困るのは、日本語で打ち込んでいたつもりが、知らないうちに英語モードになっている場合。これってかなりイラつきます。

　症状から見て、ATOKを使っているにもかかわらず、ATOKの設定が無視される、あるいは、設定が解除される、という印象を持ちました。

　ということは、別のIMEが邪魔している可能性が高い。パソコンに入れているのはATOKとGoogle IMEの二つです。MS-IMEは削除済みです。

　どうやら、Google IMEが悪さをしているようです。これって実際には使ったことがないので、削除することにしました。

　すると、元の状態に戻りました。①～③のトラブルが全て解決しました。

　原因は、Google IMEとATOKの競合のようです。しかし、こんな情報はネット上で確認できません。管理人の環境だけで発生している不具合なのでしょうか。

　Googleの怖いところは、常時、いくつものGoogleソフトがバックグラウンドで起動しており、パソコンの設定を支配しようとしていること。

これってGoogle IMEの不具合です。まるでATOK潰しのための不具合のように感じます。そう言えば、MS-IMEが昔、同じような意地悪をしていました。

　実際の所、何らかのソフトとの競合が発生しているという印象を受けます。最近、新しいソフトはインストールしていません。スタートアップも起動を速くするため、セキュリティソフトしか登録していません。

　すると、ブラウザの問題なのかも。コレについては未確認です。とりあえず正常に戻ったので、様子を見ることにします。

　言語が日本語から英語に勝手に変更されるトラブルが再び発生しました。

　言語として登録しているのは、日本語（ATOK）、英語、スペイン語、中国語です。

　優先する言語として「日本語」を指定しているので、勝手に英語「EN」に変わるはずはないのですが、頻繁に「EN」になっています。

　このため、英語パックを削除しました。

　スタートボタン ⇒　[設定] ⇒　[時刻と言語] ⇒　[言語]　と進み、英語を削除。

　これを削除しても困ることはないようです。Wordのスペルチェックも問題なくできます。

　妻が使っているパソコンでも同じような不具合が発生しました。このパソコンは、今年購入したNECのノートパソコンです。ソフトはほとんどインストールしていません。

　ということで、今回の不具合の原因は、Windows10のアップデートの問題と特定できました。

　妻のパソコンの場合、日本語が消え、タスクバーには[ENG]と表示されています。[ENG]アイコンにマウスオーバーしても[日本語]がない！　MS-IMEの日本語が消えています。

　スタートボタン ⇒　[設定] ⇒　[時刻と言語] ⇒　[言語]　と進み、優先する言語を見ると、日本語がない。その代わり、無効なキーボードが指定されている、と出ます。このキーボードを削除し、別のキーボードを指定すると、日本語が打てるようになりました。（この作業の詳細は忘れたので詳しく書けません。）