Photoshop CCの契約はそのまま続けた方が良いのだろうか?

 管理人は、Photoshopの年間契約をしています。2月が契約月なので、自動更新しますというメールがAdobeから届きました。

 そこで思ったのは、このまま契約し続けるのがよいのか、それとも、一端解約して、新規に入り直した方がお得なのか、ということです。

 今回、Adobeから以下のような「サブスクリプション更新のお知らせ」が届きました。

 

 管理人は年間契約をしていて、使っているのはPhotoshopだけです。クラウドも使っていません。

 年間の支払額が、11,760円。月に換算すると980円/月です。確か、数年前に契約したときと同じだと思います。値上げされていないのがうれしい。

 ネットで調べても、新規契約するとこれほど安いオプションは見当たりません。やはり、このまま契約を続けた方が良いと感じました。

 なぜ、こんなことを考えたのかというと、理由があります。

 先日、ネット回線と電話を契約しているJCOMの担当者が来ました。ネットがつながりにくいとの苦情があるらしく、JCOMでネット回線の速度をユーザー毎にチェックした結果、我が家の回線がつながりにくいと判断し、連絡してきたという経緯です。管理人側からは連絡していません。

 いろいろ説明を聞いていくと、現在加入している契約ではなく、新規に契約した方がネット料金も下がるし、つながりにくさも解消する可能性があることが分かりました。

 ネット契約は、古ければ古いほど不利になるという実態があるようです。技術が進歩し回線速度が向上しても、それを使えるのは新規契約者だけ。以前からの契約者は、技術更新の恩恵を受けることもなく、古い技術で高額な使用料を支払い続ける、というシステムのようです。

 今回は、見直しにより、月額数百円安くなりました。そして、最新の高速プランも使えるようになります。

 長く契約していれば、損をする。それがスマホやネット関連の契約の実態のようです。

 このような経緯から、ADOBEの契約も確認したのですが、ADOBEは古いお客を大切にする会社らしく、料金は契約時のまま据え置き。安心しました。

 同様のことは保険会社にも言えます。管理人は、アフラックのがん保険に数十年加入しているのですが、古い契約だと保険金が支払われない可能性がある、など、脅しとも採れるパンフレットが頻繁に送られてきました。しかし、その内容を見ると、毎月の掛け金が二倍になるのに、保証内容はあまり変わらない、という印象を受けました。何より問題なのは、公的な高額医療の補助制度のことには一切触れず、これだけ医療費がかかりますよ、と脅す手口。さらに、公的保険が利かない高度医療を受けることができるのは、対象病院数が極度に少なく、日本でも数十人程度しか手術できない難関なのに、そのことを記載せず、不安を煽ることで高額な契約をしようとする姿勢が見られ、うんざりしました。

 芸能人を使ってCMを流すのではなく、がん保険を長年支えてきた古くからの契約者に還元しようとする姿勢は微塵も感じられません。あのタレントに自分の支払った保険料の一部が使われていると思うと腹立たしい。

 これは保険商品の設計の問題だと思いますが、そもそもこんな設計しかできない会社はいずれは衰退していくと感じます。

 今回、Adobe、JCOM、アフラックという異業種の契約方法について書きましたが、皆さんはどのように感じているのでしょうか。