webで開いたページを編集可能にする方法

 インターネットを閲覧しているとき、そのページを編集したくなることはありませんか。もちろん、閲覧画面上の編集なので、配信元に迷惑がかかるわけではありません。

 編集したいと感じるのは、外国語サイトのページをGoogleページ翻訳で閲覧しているときなど。誤訳の日本語を読みやすいように修正する場合などが最も利用する機会かも知れません。デタラメな日本語を閲覧するのはとても苦痛で、内容が頭に入らない。

 あるいは、Wikipediaの記述を切り貼りして簡単に要約を作成するときなど。この作業が閲覧画面上でできると便利です。

 Wikipediaの記事をWordにコピーして修正、要約を作成するという方法が一般的でしょうが、この方法が不便なのはやったことのある人なら分かるはずです。Wordが起動するのに時間がかかるし、Wikipediaの記事をWordにコピーペすると、フォントや表示が異なるため、思考が分断される。一連の思考が止まってしまうのです。

 サンプルとして、Wikipediaの『源氏物語』を編集してみましょう。

 この説明書きは、冒頭からおかしな日本語になっています。これを修正します。(この項の執筆者の意図としては、そのまま外国語翻訳されることを考えての記述でしょうが、日本人が読むと奇妙な文章になっています。)

 動画の中で、[編集可能にする]ボタンをクリックするだけで、閲覧画面が編集可能になっています。

 このボタンの設置の方法を説明します。とても簡単にできます。

[編集可能にする]ボタンの設置方法

 閲覧画面を編集可能にする「javascript」をブックマークに登録します。

 登録する「javascript」は以下のものです。

javascript:void(document.body.contentEditable=true)

 具体的には、次のようにします。ブラウザはFirefoxでの説明ですが、他のブラウザでもほとんど同じかと思います。

  1. 開いているページ(何でも良い)をブックマークに登録。登録する名前を「編集可能にする」と記入
  2. メニューバーの[履歴]⇒[すべての履歴を表示]
  3. [ブラウジングライブラリー]が開くので、先ほど作成したブックマーク「編集可能にする」を見つける。
  4. 見つけたブックマークのurlを削除し、上のJavascriptをコピーペする。

 作業は以上です。

 このスクリプトは、以下のサイトよりお借りしています。

現在見ているページを編集可能にする