AIが作り出す女性の画像を量産する方法

 AIが画像を生成できるようになりました。管理人がいくつかのサービスを使って試した結果、素敵な画像を生成できることが分かりました。

 ところで、AIが生成する画像は、通常1枚きりです。類似画像を生成させようとしても、通常は失敗します。人物の場合、顔は何とか似たものを生成できたとしても、衣装がまるで違うものになってしまう。

 そうなのです。AIが通常生成できる画像は1枚だけなのです。同じ背景、同じ衣装の同一人物の画像を生成するのは苦手なようです。生成された画像は二度とお目にかかれない一期一会の存在です。

 下の動画をご覧ください。ここで使われているAIが作成した65枚の画像をどうやって作ったか。これが今日のテーマです。

 YouTube動画で使っているのが下の65枚の画像です。動画を見ていると同じ画像に見えるシーンもあるかも知れませんが、皆違う画像です。

同じ人物画像のバリエーションを作成する方法

 この作業には、Adobeの「Firefly」というアプリを使います。

 たぶん、Adobeのアカウントを持っていれば無料で使えると思います。

 Adobe Creativeの画面から「Firefly」を開きます。

 「テキストから画像を生成」を選択し、「プロンプト」に生成したい画像の特徴を書き込みます。

 AdobeのAI画像生成は、他のアプリとは異なり、「美人を生成しない」という特徴があります。このため、美人を生成するには、たくさんの修飾語を使って美辞麗句を並べる必要があります。

 更に、根気よく生成を繰り返すこと。なかなか美人を生成してくれません(汗)。

 20回程度生成を繰り返すうちに、気に入った画像が生成されます。

 下のような4枚の画像が生成されました。このうち、左端の女性をベースにバリエーションを作成します。

1. 左端の女性の画像にマウスを置き、表示される[編集]ボタンをクリック。

2. 下のようなメニューが開くので、番号順にクリックします。一回クリックすると画面が閉じるので、[編集]ボタンでメニューを開く作業を繰り返します。③のボタンをクリックすると、画像の再生成が始まります。

3. 下のように生成されました。左端をベースに生成しているため、残り三枚が新規に生成された画像です。衣装は似ていますが、少し違います。結果に不満な場合は、再度、同じ操作をします。ベースとなる画像(この例では左端の子)の上で[編集]ボタンをクリックすることを忘れないように。これを間違えると二度と同じ画像に出会えません。ブラウザを閉じていなければ、[戻る]ボタンで再表示できる場合もあります。

 うまく生成するコツは、諦めないで何度も生成を繰り返すこと。この一言に尽きます。

 気に入った画像が生成されたら、画像をオンマウスしたときに画像の右上に表示される[ダウンロード]ボタンをクリックして保存します。