以前から気になっていたことがあります。それは、ソフトウエアの情報を探しているとき、Google検索のトップに表示される記事がいつも同じ書き方の記事であること。
極めつけの特徴は、Windows版とMac版のダウンロードアイコンが二つ並んでいる記事です。あなたも見たことがあると思います。
記事の内容は、一般的な紹介記事のような書き方なのですが、最終的には、あるソフトを勧めるという内容になっており、再び、例のアイコンが表示されます。
ふと、URLを見ると、某ソフトメーカーのもの。なんだこれ?
結局、ソフトメーカーに雇われたライターの書いた記事を読まされていたことに気づきます。
このアイコンには、「無料ダウンロード」と書かれてあり、有料ソフトであることを巧みに隠蔽しています。このソフトをインストールしても無料では使えない仕様になっており、ほぼ、詐欺ソフトと言えます。
記事の内容は、決して悪くはない。むしろ、優れていると評価できるのですが、問題は、結論の部分。結局、ソフトを売ることが目的に雇われライターなので、結論が某ソフトの推薦になっています。
くその役にも立たない! と思いたいのですが、ライターは優秀な方らしく、記事の中身は本当に読み応えがあります。雇われていなければ、もっとよい記事を書ける方だと感じます。
というような事例を何十回も見てきた管理人は、WindowsとMacのダウンロードアイコンが表示されているサイトは、「即閉じ」することに決めました。本当にたくさんあります。
さらに、同一のライターが書いたと思われる記事が他のソフトでも登場する不思議。ソフトを販売しているメーカーが名前を変えて、別のソフトを販売している。雇われライターは同じ(www)。
次に、なぜ、このようなサイトがGoogle検索のトップに表示されるのか考えてみます。
これは、メーカーが広告枠を購入しているからなのでしょう。そうでなければ、こんな現象は起こらないはずです。
WindowsとMacのダウンロードアイコンが並んで表示されている記事を見かけたら、即閉じすることをお勧めします。たぶん、その記事には、あなたが求めている情報はありません。