赤ちゃんが泣き止まないとき、瞬時に泣き止む方法って子育て世代は知っているのだろうか?

 一口に赤ちゃんと言っても何歳までなのかによりますが、言葉が分かる程度の年令になった赤ちゃんを一発で泣き止ます必殺技があります。

 それが「口パク」です。赤ちゃんに話しかけているのに声は出さない。大泣きしている赤ちゃんからすれば、親の声が全く聞こえない。「えっ!」と驚くみたいです。自分が泣くと親の声が聞こえなくなる。赤ちゃんにとっては初めて体験する謎です。

 このため、赤ちゃんは泣くときの声量を弱めて、親の声が聞こえるか確認します。さすがは人間の子供。猿とは違います。自分が泣き声を出すと親の声が聞こえなくなるという現象に、赤ちゃんは戸惑っているようです。すぐに泣き止み、親の声を聞こうとします。

 しかし、赤ちゃんが泣くのは、それが仕事だから。上の記述は、おしめも交換しているしおっぱいもたくさん飲んでいる、という場合のこと。

 これで泣き止まなければ、どこかがおかしいと分かります。

 実は、管理人の姪が赤ちゃんの頃、彼女の祖母(管理人の母親)が泣き声がおかしいと気づき病院に連れて行ったら、腸捻転を起こしていることが分かり、緊急手術で一命をとりとめたことがあります。とても危険な状況だったようです。医師からは「おばあさんのお手柄です」と言われたそうです。

 親の声の強弱に反応する赤ちゃんは、このような病気の心配はないでしょう。

 生後すぐの赤ちゃんの泣き声は可愛いのですが、成長するにつれだんだん泣き声が大きくなります。

 どうしても泣き止まない、という場合、親が口パクで話しかける、という方法もあり、と思います。それでも泣き止まない場合、病院に連れて行くことも検討した方がよいと思います。

 ちなみに、昨日、我が家に二人目の孫が生まれました。

 うちの息子たちは外国生まれなので、言葉も通じない外国の病院で出産したうちの奥様の苦労に頭が下がります。病院に行っても医師の話す単語の意味が分からない、という管理人でした。

 我が家の経験では、赤ちゃんが泣く原因は、アレルギーでした。日本なら診断できるかも知れませんが、赴任した外国の田舎医師には無理。本当に、日本で子育てできるというだけで幸せなことだと感じます。何しろ、日本語で話ができます! この意味が本当に分かる人は少ないのかも・・・。