ついにWindows10の更新をするときが来ました。
PCの調子が良くないので、ついでに更新もしちゃおう、と考えたのが運の尽き! いつまで待っても更新が終わらない。
まずはWindows更新のおさらい
[コントロールパネル] ⇒ [プログラムと機能]
開いた画面左上の [インストールされた更新プログラムを表示]をクリックすると、どの更新がいつ行われたのかを調べることができます。
今回、4月25日に行った更新の結果が以下の通りです。なんと、139個もの更新が行われていました。これじゃぁ、更新に長時間必要だったのが理解できます。
更新の内訳を見ると次のようになっています。
- Microsoft Office 2010 88個
- Microsoft Office Language pack 2010 45個
- Microsoft Windows 3個
- 未設定 1個
- 合計 139個
これまで更新作業をしていなかったということはなく、なぜ、今回、こんなにたくさんのOffice更新プログラムがインストールされたのか分かりません。
たぶん、共通する脆弱性が見つかったことから、以前の更新プログラムに少し修正を加えたものが新たに更新プログラムとして配布されたという感じです。
Windowsの更新プログラムがある場合、スタートメニューでPCを閉じようとすると、「更新プログラム」があることを知らせてくれます。そして、「更新して終了」と「更新して再起動」から選択できます。
この時、「更新して終了」を選択すると、ひどい目に遭います。翌日、更新が終了していると思ってPCを開くと、「更新プログラムを構成しています」という画面になり、これがなかなか終わらない。1時間以上かかることもあります。このため、「更新して再起動」を選択してから寝るようにしていました。
ところが、今回、普通の時間帯に更新してしまい、手ひどい被害に遭いました。
Windows更新が終わらない
3月25日19:03 からWindows10の更新作業をスタートしました。
通常であれば、この時間帯に更新することはあり得ないのですが、今回は、PCの調子が悪いために、仕方なく更新作業に入ったという感じです。
かかっても1時間くらいと想定していた更新作業ですが、1時間後にPCを覗いてみると、まだ20%。じっと見ていても20%から動く気配がない。30分後に見ても、21%になっているだけ。30分で1%しか進んでいない。何時間かかるんだろう? 不安になります。しかし、一度更新作業を開始すると後戻りはできません。後はただ待つだけ。
結局、更新が終わり、ディスクトップが表示されたのは7時間55分後でした。
暇だったので、スマホをいじったり、本を読んだりしながら、この進捗状況をモニタリングしていました。すると、表示される進捗パーセントは、直線的ではないことが判明。
グラフにすると下のようになります。
このグラフを見たことのある人はいないと思います。暇人だけが作れるグラフです(笑)。
このグラフが示すように、更新の進捗は、50%のあたりから急速に進みます。
このグラフを見ると、更新作業にあとどのくらい時間がかかるのか予測できると思います。進捗50%までは辛抱です。あとは、急速に更新が進みます。
今回の更新で発生した不具合
Windowsを更新するたびに発生する不具合。Windowsユーザーはもう慣れっこになっていて、誰もかも皆諦めムードのようです。
さて、今回のトラブルは、IMEです。
妻のパソコンが自動更新したら、日本語が打てないと文句を言っています。
確認してみると、確かに日本語が消えている。
IMEのアイコンをクリック ⇒ [言語設定]
これで、日本語のIME(MS-IME)を選択できるのですが、なぜか選択できない。ボタンを押すことができない。
そこで、MS-IMEを使うのはさっさと諦め、ATOKを導入することにしました。
Windowsの不具合につきあうのはまっぴらご免。直ぐに代替案を探します。たぶん、この不具合は近いうちに解消されるのでしょうが、いつになるかも分からない修正プログラムを待つほど暇ではない。
次の不具合は、やはり、IMEです。
管理人のパソコンはATOKを使っているので、MS-IMEは削除しています。今回の更新で、この削除したIMEが復活し、ATOKより優先IMEとして我がもの顔をしています。
管理人はMS-IMEが大嫌いなので、再び削除することにします。
あとがき
Windowsの更新は、Windowsユーザーなら誰もが身構える作業でしょう。これでトラブルを経験したことのない人など存在しないと思います。
MS-IME関連のトラブルが多発しています。マイクロソフト社による他社のIME排除戦略のほころびなのでしょう。
ネット情報を当てにしてはいけない。Microsoft Edgeが優れているなど太鼓持ちの書く記事を信用してはいけない。
Windowsユーザーにこれだけ多大な迷惑をかけているにも関わらず、まったく改善する姿勢も見せない会社のソフトなど信頼できません。「Microsoft Edge」が優れている? よくそんな記事が書けるものだと怒りを感じます。
「Microsoft Edge」がどれだけ改善されたかが問題なのではなく、アタッカーによる攻撃対象となり、その度に更新プログラムのダウンロードという別次元の不具合が発生。
更新プログラムを改善できない会社のソフトなど使ってはいけないということです。
Windowsユーザーは、マイクロソフト社のソフトを排除するという実力行使により、このようなマイクロソフト社が放置している悪習慣に警鐘を鳴らすべきです。