Webページ翻訳:二つの翻訳エンジンを使い分けるFirefoxアドオン

 昨日の記事でGoogleページ翻訳に大きな問題が発生していることを指摘しました。

 Google翻訳に問題があるのなら、別の翻訳エンジンを使えばよいだけのこと。とはいえ、テキスト翻訳サービスはたくさんありますが、Webページ翻訳ができるのは、GoogleとMicrosoftのBing翻訳くらいしかありません。

この二つ翻訳エンジンを簡単に使い分けることができるととても便利です。Googleでページ翻訳した結果がおかしければ、すぐにBingで表示する。

こんなFirefoxアドオンがないかと探していたら、「Google Translate Element」というアドオンを見つけました。

Firefoxアドオンで普通に探して、普通にインストールするだけなので、ここら辺のことは省略します。

 まずは、 「Google Translate Element」 を使うと簡単に検索エンジンの切替が可能であることをYouTubeで確認して下さい。

  「Google Translate Element」 のデフォルトではたくさんのボタンが表示されますが、[オプション]で表示項目を減らすことも可能です。いろいろ設定変更ができるのも他のアドオンでは見かけない特徴の一つになっています。

 このアドオンの制作者は、zupffwhy というハンドルネームの方ですが、たぶん日本人ではないでしょうか。解説文の日本語は、日本人が書いたものだと思います。

  「Google Translate Element」 は、登録する翻訳エンジンを交換できるので、今後、DeepL などのテキスト翻訳サービスがページ翻訳サービスを開始すると、もっと使えるようになるかも知れません。

「Google Translate Element」 は英語から日本語への変換には使えるけど

 中国語では使えない。

 たとえば、池田七帆ちゃんのweiboのページで、 「Google Translate Element」 を使うと、weiboのトップページに飛ばされてしまい、翻訳できません。

 「S3.Translator」なら翻訳できるのに。やはり、一長一短があるようです。